銭湯シリーズ1 寿湯 東京都台東区東上野5-4-17

実はここ数年、銭湯にハマっている
毎週、どこかの銭湯に行ってる
出張や旅行でも近隣の温浴施設を探すのがデフォルト行動
怠惰な性質から十分な記録をしておらず、行った場所も朧気になりつつあるので、備忘を兼ねて銭湯メモをシリーズ化する

第1回(多分)は東京メトロ銀座線稲荷町駅から近い寿湯
営業時間11：00～25：30　第３木曜日休

こちらは(自分たちでアピってる感じの)長沢3兄弟の三男がやってる銭湯で数百人(インタビューにより回答数に幅があるように記憶してる)レベルの来客が毎日ある様子(ざっくり計算すると年間売上高1億円オーバーと思われる)

外観は伝統的銭湯の印象で内装も新しさはない
玄関には木札の下駄箱
入って右手に入湯チケット自販機　サウナ200円で回数券なら1回150円相当なのに乾式サウナと塩サウナがあるのは破格にリーズナブルでは？
フロント番台
脱衣場は狭めで、浴室も見通せる　脱衣所から階段があり、上にロフト脱衣場！100円リターン式脱衣ロッカーは大量の入浴客を捌くべく、容量がちょっと小さめ
狭いのを客が受容しているので、皆が譲り合いしている様子　客あしらいの上手さを感じる
浴室に入り左手に立ちシャワーが1箇所　混雑対応で洗剤利用は遠慮して欲しい旨の案内がある
内湯は熱湯がこの日は牛乳石鹸、普通湯にジェットバス
露天大風呂がこの日はハイビスカス、温度もそれほど高くないが、炭酸泉のように20分以上長湯できるほどではない
水風呂が露天と洞窟でマイルド水温(ずっと入っていても平気)
風呂内に蛇口があり給水可能
狭い敷地を有効活用しており、建物として面白い
人気店だけあり人口密度が高く、ちょっとせわしない
客層は子供は比較的少なめだが、友人同士っぽいのが多い
場所柄か若めの入れ墨の方も複数いる
インド系のスタッフが定期メンテナンスをしている
気持ちよくさっぱりできる銭湯

洋食屋 天満橋

オムライス、たいめいけんよりうまいとまで宣うレビューもあり、オムライスマニアを自認する以上、ものは試しと訪問
日曜の昼　先客1組　予想外に空いてる・・・・　オフィス街の場所柄、普段の平日とは違う空気
カウンターを示されるが、こちらも弁えてるので、素直に狭い空間に収まる
調理の音、炒めてるなぁ・・・すぐ提供される
中華風調味料風の炒め飯だと思う　卵も油も品質的なこだわりは一切感じられない
舌に刺激を感じる　大阪洋食界は炒め油にはあまり気を使わないのか？　どっか、すごく安い油を卸す業者が暗躍してそうな気がする　都内の同価格帯と比して、油のクオリティに難がある印象
調理してる方はお客に出すのを食べてチェックしてるのかな　それとも休日モード　まぁ自分は一期一会で自らの経験のみで記録してるのであくまで客観的な事実として
あと、お冷の消毒臭、こんな暑い日でこんな冷たくても、とてもではないが飲みたくない
店員さんの雰囲気は普通　経営者の方がやっているような規模だと思うが、バイト的な軽い対応は店の雰囲気にマッチしてるのかも
いつものことだけど、評価数字は目安としては有効だけど、拘るにはあまりに根拠が不明確な印象

新宿東口 ベルグ

かつてもっと若いころに寄ったことがあるが、その時にはこの店の真価を全く理解できなかった
ただ、便利な場所にある押し出しの強い店、程度で、正直、クールとは思えなかった
その後、店長の本も読んだし、評判も聞いたうえで軽く寄った　今回のお店の体験で自分が年を取ったことを認識した
この店の良さを把握できるにはセンスと経験が必要なのかもしれないが、昔の自分には両方なかった、昔は自分にセンスがあると思ってたのだけど・・・今の自分を鑑みるにセンスはないのだろう、多分、ちょっとした経験だけ
この店に寄ろうと思ったのは、知人が褒めてたからというのもあるので、口コミが一番、行動喚起力があるなぁ、と
いい店だ　中高年だらけで、喫煙スペースが幅を利かせてるあたり、昭和の雰囲気だが、料金も昭和なので納得、なによりビールがうまい
家賃は店長本によれば坪8万程度なので、この場所なら割安だと思いつつも、継続賃料として合理的な水準かもしれないし、この店が駅ビルという建物施設の価値に対する影響はプラスだと認識した　こんなに高い人的流動性がある場所でこんなに人に優しい店があるのは社会的、文化的に極めて価値があるし、このような取組を社会資産として活用すれば、世の中、もっと消費性向や購買力が高まり、経済統計ではデフレでも豊かな生活を実感できるかも、というヒントだと思う
不動産屋なら否定すべき部分もあるが、一市民としては全面的に肯定できる店で、そういうアンビバレンツを認識する以上、自分はこのような店を経済合理性の範囲で評価できる基準を持たないといかんなぁと反省する
短期的な利益を継続することが利益の最大化という観点は間違いではない　特にこのような立地においては
昔からある営業権で好立地に依存し、施設や地域の印象を損なうような店が新陳代謝する仕組みは必要だし、それがよりよい社会だと自分は信じてる
いい店であっても、飲食店の経営はちょっと意識が変われば急に変わると思うので、一定の緊張感があるのは、むしろ当該テナントにとっても合理的だと思う
不動産の営業権で商売するのは不動産屋であり、そこに経営資源を依拠する飲食店は、形態は飲食店でも内実は不動産屋だ
そういう思いを踏まえ、ベルグはどこにあってもベルグであり得るわけで、以下のような合理的なオプション案もあり得るのでは？ということで長々とした自分語りの感想を締める
オプション1：最大家賃を負担するテナントとベルグが実際に負担する家賃の差額の一定割合（1～99％）をベルグが使用する別の場所の家賃に充当する
オプション2：継続賃料の算定基準（当該テナントの施設貢献度を勘案することが必須）を定め、それに沿った賃料改定を行う（普通借を前提）～近隣賃料を立地、建物、入居テナント貢献度に分解する査定

近況

ネット上のB to C取引におけるC側としてB側と協議するとメンヘラっぽい対応が続けて起きてる
忙しいからなのか、気候が厳しいからなのか、たまたまの巡り合わせなのか
日本社会全体が勤続疲労なのかなと思うし、積み重ねた無理は破綻で終結するしかないのかと思う
人間個々は病気で休めるが、法人は資金赤字だと破綻する
ただ放置したブログだけど、生きてることを示すべく、本記事アップしてみたりする

築地 宮川本店 ランチサービスうな丼

築地の平成通り　新大橋通りに平行して小網町あたりまで続く昔の都電通りにある
ランチタイムのサービスうな丼2484円+ご飯大盛108円
平日限定メニュー

建物の概観は落ち着いた感じで店内もそのトーンが保たれている
バブル前の簡潔でありつつ、質の高い空間を目指した感じがそのまま保たれている

そんな部分を含め、お店は混んでる様子だが、席は落ち着ける
テーブルと小上がりの畳があり、畳にした
早めの時間ということもあり、たまたま席が空いているタイミングだったが、予約をしないと厳しいかもしれない

適度に席の間隔はあり、会話も皆さんトーンは控え目
このあたり、老舗の強みだと感じる
ランチメニューでも順番に調理するのか、自分の思い込みとは裏腹の当然のようにしばらく待ってうな丼が提供される
ランチメニューであってもなにかつまみ的なものを注文したほうが場を持て余さない感じ

うなぎは半身1/2くらい　量的にはちょっと足りなく感じるけど、それは自分の感覚がズレてるだけで・・・
当然にふっくらして、たれもあっさりして、おいしい　本当、おいしいんだなぁ
吸い物　こちらも普通に控えめな感じがよかった　肝吸いにしたいところだけど
お新香 白菜はイマイチ癖があって気になったが、奈良漬は美味しかった

ボリュームは不足気味だけど、おいしさ(アミノ酸をはじめとする旨味)が豊富なせいか、夕方まで空腹感に悩まされるわけではない　というか、夕食も美味しくいただけるような適度なバランスだった

ほかのお客さんを含む店内の雰囲気、店員さんのこなれた対応、食事を栄養補給としてでなく、エンターテイメントとして楽しむことができる、ということか

宮川本廛 （うなぎ / 新富町駅、築地駅、東銀座駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5

上野 イタリアンバール イル カドッチョ

上野の丸井の横路地の角にあるこちら
焼肉太昌園の系列　立ち呑みカドクラなど興味深く好みの業態で展開されている印象のグループ
地下へ階段を降りて入店　店員さんの挨拶が元気かつフレンドリーで良い感じ

まずドリンク、ハーフアンドハーフ　すぐに提供される
ハーフアンドハーフはお店で飲むと美味しいなぁ、と
お通しはバゲットにオリーブオイルが添えられているものがすぐに提供され、料理を注文
オリーブオイルは美味しい
お肉が得意なのだろうと思い込んでいたのだが、タンシチューは肉が固い印象で意外
こういう調理なのかもしれないが、ほろほろに煮込まれたものを勝手に期待してた
アヒージョは日替わりでエビ　こちらは普通
焼き立てビザ　辛味オイルも用意されていて美味しい
カルパッチョはまぁ特筆することもなく
お通しのバゲットは残しておくと、料理と合わせて楽しめる、バゲットのみの追加も出来るけど

料理もドリンクも量が少ない印象だった
もちろん、スペインバルのタパスは同じような価格帯で同じような量なのだけど、なぜか、ボリュームを期待してしまうのはわがままか
それぞれ美味しいし、リーズナブルな価格だとは思うけど

サービスレベルは高く、教育というか訓練がされている印象で、店内の雰囲気を盛り上げていたこともあり、地下にいても上野の賑わいを感じた

イタリアンバール　イル　カドッチョ （イタリアン / 京成上野駅、上野御徒町駅、御徒町駅）

夜総合点★★☆☆☆ 2.8

新富町入船 萬金 生姜焼き定食

東京メトロ有楽町線の新富町7番出口から左へ折れてすぐの交差点の右側　駅出口からは近い中華そば　萬金
遅い時間だったので、このあたりはあまりお店がやってない
そんななか頑張っているこちらでさっくり中華でも、ということで入店
メニューを眺めると安い定食は揚げものなので、健康を考え、生姜焼きライス850円注文

ホール担当のお姉さんが水を置いてくれる
おばあちゃんが作り始める
調理やTVを眺めつつ、しばらく待つ

ワンプレートで提供される
ご飯、メロン型の盛り付けで量も抑え目、ちょっとパサパサ感を感じたので、あまり好みのタイプではない
ポテサラ　じゃがいも感が残る
キャベツ　みじん切りとは表現し辛い大振りな切り方で、野菜を食べてると感じることができる　こういうのアリだと思う
そして、メインのバラ肉生姜焼き　脂身あっておいしい　生姜の風味もするが、しょうゆの味がメインで無用な甘さはない
おしなべて家庭的なおかず
メニュー通り、スープもお新香もない

本当はチャーハンとかを考えていたのだけどメニューには無かった
一部裏返してあるメニューはあるが、特に聞かなかったけど

店内は古さが出ている
当然、清潔感とかはあまりないし、古さの香りもある
遅い時間まで頂けるランチは価値あり　ただ、惰性っぽい部分を感じた
おばあちゃんはやる気がある雰囲気だが、店員全体の雰囲気はランチタイム終わった感満載
営業時間中のはずだがいくつもの業者が来て納品とかしていたり
こういう店なので当り前といえば当り前だけど
そんな感じ

萬金 （餃子 / 新富町駅、築地駅、八丁堀駅）

昼総合点★★☆☆☆ 2.4

ワンコインランチ提供店 新宿三丁目 魚盛 週替り御膳

週末の遅めのランチタイム
新宿伊勢丹の明治通りをはさんで向かいの飲食店が連なるビル
EVを降りると目の前にあるいけすは市場にあるのをそのまま持ってきたような感じで迫力あり
店内は飲みのお客さんもいて賑わっている
禁煙席は間仕切りの手前側の区画
場所柄と居酒屋ということで間仕切りの奥の喫煙席がはるかに広い
客層も割と若い層が多い印象

週替り御膳850円をワンコインで(支払額は失念)
本日は豚肉炒め
メニューには魚介ものが多くて、そちらが美味しそうな感じ
カウンターでは海鮮丼などを作る様子を眺めることができる

カウンター席とはいえ、席の間に余裕もあり、ゆっくりランチを楽しめる
ご飯のおかわりも可能
料理は居酒屋ランチ風だけど、あまり印象に残ったものもなく
週末ならよりしっかりした海鮮料理が良さそう

コーヒー紅茶　アイス・ホット　ドリンクコーナーあり　喫煙席側
特筆すべきものではないが、あるとうれしい、という感じ
ドリンクについては特に案内はない　禁煙席の人には説明しないと初訪客はわからないと思う
店員さん、元気はあったかもしれないが、あまり印象に残ってない

魚盛 新宿三丁目店 （魚介・海鮮料理 / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿御苑前駅）

新大久保職安通り セマウル食堂 新大久保店

夜、大久保のセマウル食堂へ

店内はほぼ満席で、客が減ったと言われてる大久保エリアの店の中ではかなり繁盛店だと思った
とはいえ、その手の報道は無責任に面白おかしく書いたりするものなので自分の感覚が大事だと思うが

瓶ビール、熱炭カルビ、7分豚キムチチゲで軽く夕食　4000円しない
熱炭カルビは店員さんが調理してくれる
野菜もついて隅の方で一緒に焼かれてる
換気扇が可動式でピンポイントで煙を吸うので、服のニオイがかなり抑えられるのは便利
韓国料理店で食べてるという官能が減じられるのは否めないが・・・

焼けたら、生野菜でくるんだりして頂く
この野菜がサニーレタスだけでなく、キャベツ、エゴマとあって、楽しめるうえ、辛味味噌などもあるので、お好みで味付けも調整しつつ

7分豚キムチチゲもテーブルで店員さんがカットしたりしてくれてから、時間を測って頂く
ご飯もついていて、それなりに満足感があるが、このご飯は日本の韓国料理店のそれでちょっと塊になっていてそこは残念
ただ、海苔が大量に用意されていて、これをまぶして頂くと満足感はかなり高かった

この２つの注文でもそれなりに舌もお腹も満たしてくれるのだからすごい

客も日本人だけでなく韓国などの人もいるような感じだし、料理だけでなく店の雰囲気や店員さんの対応など全体的に本場風の感じがする

セマウル食堂 新大久保店 （韓国料理 / 西武新宿駅、新大久保駅、大久保駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.0

ワンコインランチ提供店 馬喰町 藤喜丸 日本橋馬喰町店 ちゃんこ鍋ランチ

江戸通りと清洲橋通りの交差する馬喰町交差点近くの居酒屋　藤喜丸 日本橋馬喰町店
江戸通りに平行する1本北側の道路に面するお店
ちやんこ定食　720円を500円で頂く

ランチ時、馬喰町あたりはオフィスもある割に飲食店が少ない　1Fの多くが繊維関係ということもあり
ただ、最近は増えてきつつあるようだが、1Fに飲食店
相席当然のこちら、見知らぬ同士が近くで食事する雰囲気は密度の高い空間

料理はすぐ提供される
お冷がルイボスティーみたいで美味しい
セルフピッチャーから何杯もおかわしてしまった
空くとお店のお姉さんが交換してくれたあたり、良い店だと思った

ただ、定食のご飯はあまり良いと思わなかった
みそちゃんこはダシが出た後のお肉とかで、野菜が美味しく味が染みてた
おかわり自由のお新香は良かった　これでご飯を書き込んだ感じ

こちらの店はミニちやんこを付けられるので、そういうメニューを注文する人が殆どだった
いつも混んでる人気店　日替りはミニちゃんこが付くので、好みのメニューだったら日替りが良さそう

藤喜丸 日本橋馬喰町店 （ちゃんこ鍋 / 馬喰町駅、馬喰横山駅、小伝馬町駅）